旅行初日、朝早くに家を出て、乗換えで成田へ。
成田からミラノの機内食が美味しくてびっくりしました。
そこからミラノに着いたものの、いきなり私のスーツケースが見つからず焦りました。
結局、あったことはあったのですが、全く知らないスーツケースベルトを巻かれていたために、目の前を通っても見過ごしていたことが判明。一体あのベルトは誰の物だったんでしょうか……。
さてこの飛行機ですが、ローマ行きがとれずにミラノ到着へ変更となったものでした。そのため、翌朝早くにローマへ飛行機で移動することに。
で、ローマに遅れて着いたものの、今度は私の参加したツアーの半分のスーツケースが出てこず、そこで一時間待機となりました。結局、一人の荷物がロスト(最後までこの方の荷物は出てきませんでした)。
なんとも複雑な気持ちの中、ローマの名所をめぐり、午後には子供の頃からの憧れの地、バチカンへ。ここはもう、うっとりするような場所でした~。
特に「最後の審判」の迫力はすさまじく、なんというか、力強くて荘厳でした。
できれば丸一日を費やしたかったのですが、今回はツアーなのでそうもいきません。夕方まで見て、それから再びローマ市内を観光。トレビの泉の横で、今回一度目のジェラートを食べました。NAKATAという名前のジェラート、とても美味しかったです。
この日の夜は簡単にパニーニで済ませました。
翌日はフィレンツェに移動。ウフィツィ美術館を見たのですが、ガイドさんと絵の好みが合わない上、このままでは見たい絵を見ることができないと焦りました。最後の自由時間は駆け足でした。
個人的には、期待していたほどではなかったかな~という感じです。そういえば、日本で見た絵も何枚かありました。そのせいかな。
フィレンツェの町並みはとても素敵でよかったです。ご飯も美味しかった。そしてここで二度目のジェラートを食しました。ここで食べたのはベリー系とチェリーのふたつでしたが、どちらも濃厚で美味しかったです。
次はベネツィア。ラッキーなことにボートがチャーターできて時間短縮したおかげで、かなりの自由時間がありました。ちなみにボートを下りる時に手を貸してくれた男性に思いっきり手を握られ、片目をつぶって微笑まれました。さすがイタリア人、女性には誰にでも優しいです。
ここでは鐘楼に登ることもできました。街を一望できてとてもよかったです。
ただここ、すごく物価が高い! ちょっとしたリストランテに入った方は、パスタとドルチェと飲み物で一人45ユーロだったそうです。ランチでその値段はすごい。
うちは家族ともども魚介類があまり好きではないので、普通にピッツァを食べてからフェラーリショップで買物しました。
さて次は最終目的地のミラノ。
これまであまりパックツアーに参加したことがない私がこのツアーに参加したのは、ミラノでかなりのフリータイムがあるからでした。目的はもちろん、「最後の晩餐」です。
ところでこれ、旅行代理店に予約を頼むととんでもない金額がします。というわけでもしこれから行かれる方がいらっしゃいましたら、ぜひ個人でネット予約されることをお勧めします。英語で予約できます。
ちなみにどれくらい違うかというと、現地で急にキャンセルがあって通常より安く手に入ったチケットの一人分より、ネット予約二人分の方が安かったです。その分で一回は食事ができます。
さて話を戻して、ミラノではまず市内観光をしました。そこでドゥオーモも見て解散となったため、すぐにドゥオーモの上へ向かいました。
ずっと憧れていた場所から見る街は素晴らしかったです。
それから食事のため、マックに行きました。海外旅行中、その国のマックに一度は寄ることにしています。色々と特色があって面白いからです。
ミラノのマックは、ソースが少なめだったせいか、あっさりして食べやすい印象でした。ちなみに個人的ナンバー1はミュンヘンのマックです。
食事後、いよいよ「最後の晩餐」がある教会へ。途中のショコラ専門店が運良く空いていたので、そこでボンボンショコラを頂きました。
それからチケットを引き換え、時間までバールで時間をつぶしました。
ここでもジェラートというか、グラニテになるのかな?を食べました。これが美味しかった~。余計なものが入ってなくて、果物の味が生きてました。
いよいよ時間が近づき、「最後の晩餐」の前へ。
これはもう、とにかく呆然と見てしまいました。なんだろう、目の前にあるのに現実ではないような不思議な感じに支配されたような。
あっという間の十五分間でした。
それからミラノ市内でお買物。今回、バッグを買おうと思っていたのですが、見て歩く内にすごく気に入ったものがあったので購入。
フランスのブランドでも、革製品はイタリアで作っているところで結構あるので、そういうお店が狙い目です。それだと日本よりお徳なので。あとは日本で買っても対して値段は変わらないような気がします。
ミラノのデパートはバーゲン中で結構な人でした。ドゥオーモが見えるテラスでカクテル(といっても私はノンアルコール。家族はシャンパンでした)とティラミスを食べ、雑誌で見て気になっていたパンを購入し、ホテルにタクシーで戻りました。ミラノのタクシーは気軽に使えて便利でした。
最終日も夕方まで時間があったので、美術館を見て再びドゥオーモを見て、買物しました。それから集合場所近くのショッピングセンターで時間をつぶしていると、なんとゲームセンターを発見。そこで家族とイニD対決。うまくドリフトできて勝利したところ、後ろにいた人に笑われてしまいました。盛り上がりすぎてすみません。
それから夜の便で成田に行き、乗り換えて帰ってきました。疲れていたのか、機内で寝ることができてよかったです。
しかし今回、途中でユーロが下がったとはいえ、かなり物価の高さを意識する旅となりました。日本円で換算したら何も買えない!って感じです。
あと驚いたのが、想像以上に英語が通じること。普通にどこでも通じました。これならフリープランにして旅行してもよかったかな?と思うほどでした。
そしてみんな優しかった。フランスより気楽に旅行できました。
また行きたいな~と帰ってくるなり思っています。もう少し燃料サーチャージは安くならないかしら。
以上、走り書き旅行記でした。
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